横浜市会第一回定例会は二十六日、本会議を開き、二〇〇九年度一般会計予算と関係議案のほか、金田孝之副市長の再任など五十議案を可決、同意し閉会した。  一般会計予算は、自民党、民主党、公明党、民主党ヨコハマ会などの賛成多数で可決、成立した。民主党ヨコハマ会が「行財政改革の取り組みは評価できる」などと賛成討論、共産党が「不況対策が不十分。市民サービスの切り捨て」などと反対討論を行った。  市教育委員会委員の人事案件では、今田忠彦委員(委員長)の再任、鈴木節夫委員の退任を受け、市立根岸中校長の中里順子氏の任命に同意した。  また、二〇一六年オリンピックの東京招致を求める決議、改正後の国籍法に関する意見書、地球温暖化対策の推進に関する意見書を可決した。